児玉奈央(ミュージシャン)× 桜井由佳(Wool,Cube,Wool!! )

2014/04/15
by up cycle

[ お母さんになる女の子たちへ ]

インタビュー/写真 福井香菜子>(カメラ PENTAX 67

 

FEATURES】第7回目は、10月に2人目の赤ちゃんが生まれたばかりのミュージシャン児玉奈央さんと、ビビットでスパイシーな小物やアクセサリーで女の子の心をくすぐるデザインユニット“wool,cube,wool!”がママのための[母子手帳ケース]と[授乳ケープ]をつくりました。どちらも一見子育てグッズに見えない?お洒落なデザイン。販売が始まるUPCYCLEMARKETのshowroomにて、児玉奈央さんと“wool,cube,wool!”の桜井由佳さんに商品に対してのお話を伺いました。

 

 

【気分が上がる子育てグッズ】

 

 元々お友達だった二人が、今回作ることになったきっかけは奈央さんのひらめきだったそう。

(児玉さん)「赤ちゃんの定期健診に行くバスの中で、母子手帳ケースがもっと可愛ければ良いのにってふと思ったんです。母子手帳って、使う機会がすごく多いもので、妊婦の時から生まれてからも結構使う、みんなの前に出す機会も多いものなんですね。そのとき私は母子手帳をジップロックに入れてたんですけど(笑)なんか良いのないかなぁって探してはいたんですが、デザインが甘すぎたりかわいらしすぎてちょっと持ちたくないなぁというものばかりで、だったらユカちゃんに作ってもらおう!って。だから、始めは商品にするつもりじゃなくて自分が欲しいっていうのでお願いしました。」

 

(桜井さん)「まず最初にナオちゃんからの要望を伝えてもらって、素材や組み合わせを提案し進めていきました。ナオちゃんからから相談を受けなかったら作っていなかったし、一緒に作ったという感覚ですね。」商品になった今でも[母子手帳ケース]は由佳さんがひとつひとつ手づくりしている。母子手帳だけでなく診察券などが入るポケットもたくさんついていて、母子手帳を使う時期が終わってもパスポート入れなど

使い道がいろいろありそうな作りになっている。

             

もうひとつの商品[授乳ケープ]は、首に巻いたりストールとしても使える妊婦さんじゃなくても欲しくなるようなデザイン。ポンチョ型なので、首穴から赤ちゃんを覗けるなど機能的にも沢山のこだわりがみえる。

                      

(桜井さん)「ナオちゃんや、赤ちゃんのいる友達の話を聞いて作りました。例えば普通の授乳ケープだと腰が出てしまうのが気になるという意見があったので大判にしたり、赤ちゃんに触れても安心なリネンやコットンジャージ素材を選んだり、くるくるっと丸めてコンパクトになるようにシンプルなデザインにしたり。とても参考になりました。

                       

(児玉さん)「授乳期が終わってからもママが使えるものが良いね、と話していました。授乳ケープも母子手帳ケースと同じで、気に入るものがなかなかないんですよ。私自身も授乳ケープって使ったことがなかったんですが、どうしてかというと、気に入るものがなかなかないから。でも実際使ってみたらものすごい便利なんです。そういう、気に入るものがなかなかないから持っていなかったっていうママたちに使ってもらいたい」

 
 
 

気に入るものがなかなかない=使わない、買わない】

 

 子育てグッズは機能的だけれど気に入るものがなかなかない、野暮ったいというイメージがあって、買わない、使っていないというお母さんたちは多いのではないだろうか。便利だけど使いたくない、持ちたくないものたちを機能性は大切にしたまま、お洒落にかわいくすることによってもの自体のイメージを変えて、持ってて嬉しい、気分が上がるものにする、普段も使いたい子育てグッズにすることは、そのものの価値を上げるupcycleと言えるかもしれない。

                 

(児玉さん)「今まで自分の持ちものにこだわって生きてきた女の子たちがママになることで急に、ものの選択肢がなくなったり忙しさで、ま、いっかって納得していないものを買うとか、自分もそのまま、いっかで買ったものについ染められてしまいそうなのが嫌だったんです。そうじゃなくて“これしかないでしょ!”ってちゃんと気に入るもので持ちものをそろえていきたい、そういうこだわりを持っているママたちに見てもらいたいですね」

 
 
 

【とてもしあわせなこと と 大変なこと】

 

 

(児玉さん)「子供が生まれる=幸せっていうイメージが一般的にあるなかで、ママたちは“実はつらくて、”って言いづらい風潮があると思います。でも私自身、一人目の産後は結構いっぱいいっぱいでしんどかったんですね。今まで外に出ている時間が多い生活だったのが、ずっと家で世話しなきゃいけないとか、特に一人目の子はずっと泣いていたし、眠れないしで体的にも精神的にも保つのが大変でした。ママ同士で集まって話していると泣いてしまうお母さんもいるくらい。仕事をしているお母さんは特に、一人では大変です。ちょっと距離をおいて見ることができれば、産後ってものすごい幸せで、赤ちゃんも可愛い時期なんですけど、客観的に見るのが難しくなってしまう。その時期をちゃんと楽しめるようなことができればなーと考えていて、持ちものでテンション上げてくというか、外に出かけたくなるようなものを持ちたいですよね」

                    

赤ちゃんのためだけではなくて、ママのための子育てグッズたち。お気に入りの服や小物、アクセサリーを付けたときのちょっと足どりが軽くなってウキウキする気持ちは、女の子なら誰でも知ってること。それは赤ちゃんを産んだママも同じだ。

 

 

 

【かけがえなくて愛しい時期】

(児玉さん)「今子育てでつらい思いをしてるお母さんがいたら、その時期は必ず終わるからと言ってあげたい。赤ちゃんがいつまでたっても泣き止まなかったり、眠れなかったりでどうして良いかわからなくなってしまっても、過ぎてしまうと涙が出るくらい愛おしい時間でもあったなって懐かしく思えるから、それは必ず終わると伝えてあげたいな。」

今、二人目を産んで子育てが楽しくて幸せです!と言い切る奈央さんの隣で、happyでウキウキするようなwool,cube,wool!の母子手帳ケースがキラキラ光っていた。

 

 

 

児玉奈央(ミュージシャン)× 桜井由佳(Wool,Cube,Wool!! )

 

 

 

【wool,cube,wool !】

 桜井由佳と松林知恵子からなるデザインユニット。バックやアクセサリーなどの服飾小物を中心にジャンルにとらわれない色々なモノづくりに挑戦しています。様々な要素を組み合わせて、コラージュ感覚でつくるモノづくりが得意です。1998年に初めて展覧会「wool,cube,wool!」を開催。四角い形のウールのバックをいっぱい作って展示しました。その展覧会がきっかけでブランドができたのと、タイトルの評判よかったのでそのままブランド名にしました。現在の活動は服飾小物のデザイン、制作のほか、雑誌や書籍でのメーキングやコラージュによるデザイン、ワークショップなど多方面にわたっています。

 

 

 【児玉奈央】

 2005年唄とマンドリン、ギターからなるacoustic unit ”YoLeYoLe”を結成。湘南を拠点に全国の野外イベントやカフェ等数多くのライブツアーを行い、各地で人気を得る。

 

20091st Solo AlbumMAKER(Tuff Beats) を、20102nd Album

 

SPARK(FlyingStar Records) をリリース。20117月 "児玉奈央と青柳拓次名義で、カバーアルバム『Family Songs』(FlyingStar Records)を発売。 20134月永野亮プロデュースによるミニアルバム『MAGIC HOUR』をライブ会場限定でリリース。現在ソロでの活動を中心に、Fuji Rock FestivalRock On The Rockなどの野外フェスに多数出演。ハナレグミ 5th Album『オアシス』にコーラスで参加、冨田ラボ4th AlbumJoyous』(初回限定盤)に「いつもどこでも feats.児玉奈央」が収録されるなど、実力派アーティストとの共演も多い。最近では、花王リセッシュ、キューピードレッシング、コカ・コーラなどのCMソングの歌唱でも活躍している。

 

 ■    児玉奈央 Official website http://naoecho.com/

 

 

 

 

商品ページ

 

【wool,cube,wool !!】× 【児玉奈央】授乳ケープ コットン

 
 

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